ファスティングと瞑想合宿|鎌倉リトリートへ行ってきました

鎌倉ファスティング ファスティング

3月14・15日、グーグルが開発したSIY(Search Inside Yourself)認定講師でマインドフルネスガイドの伊藤穣さんとファスティングと瞑想を行う合宿である『鎌倉リトリート』を開催しました。

鎌倉リトリートとは

リトリートとは「日常生活から離れる時間を持つことで、心身をリセットして新たなスタートをきるための合宿」というような意味で使われています。
鎌倉リトリートの大きなテーマは「心身のデトックス」です
「マインドフルネス」「ファスティング」「デジタルデトックス」の3つのメソッドを使い心と身体を整えていきました。
マインドフルネスとは、過去の後悔や未来の不安ではなく「今この瞬間を味わい尽くす」ためのもの。脳神経科学でも効果が認められた人生を豊かに生きるためのメソッドです。
ファスティングとは食事を制限することによって、日頃休みなく働き続けている内臓に休息を与え、それまでに溜め込んでいた有害物質を体外への排出を促すメソッドです。
デジタルデトックスとは、スマホやTVなどの情報を遮断して、日頃無意識に取り込んでしまっているノイズを一旦クリアにするメソッドです。
この3つのメソッドを利用して徹底的に心身のデトックスをする2日間を過ごしました。
コロナウイルスのこともあり、ぎりぎりまで開催を迷いましたが、3人の方に参加していただきました。
社会不安が大きい中だからこそ、自身の心と身体に向き合う時間を取る意味があったと思いますし、開催して本当に良かったと思います。

鎌倉リトリートの概要(スケジュール)

2日間滞在した部屋

Day1

【身体と向き合う時間】
・24時間ファスティングを実践しながら、栄養学、生理学的な観点からファスティングを理解する
・リトリート後の継続的なファスティング実践法
・五感を研ぎ澄ますボディスワーク、マインドフルヨガ
【心と向き合う時間】
・脳神経科学で有効性が確認されたマインドフルネス瞑想の実践
・メンタルスキャン
・22時就寝

Day2

・6時起床
・マインドフルネス瞑想+ヨガ
・過去の自分に向き合い、新しい自分へのきっかけを作るシェアリング
・回復食の実践(メニュー/ 蕎麦、青菜、お豆)

今回の鎌倉リトリートで感じた3つのこと

①ファスティングの爽快感

やった人にしか分からない、何とも言えない爽快感がありました。
ファスティングをもっと多くの人に体験してもらいたいと思うのはこの爽快感はファスティングでしか味わえない独特のものだと思うからです。
「朝起きた時に体が重い・・・」
「それほど働いているわけではないのに、なにかスッキリしない・・・」
「抜けない疲労感がいつもあり、だるい・・・」
という方は「内臓が疲れている」可能性があります。
人間はどうしても体や心が疲れていると「たくさん食べて元気にならなきゃ!」と思ってしまいます。そして必要以上の食事をとってしまい、その食事を消化するために多くの体力を使ってしまいます。(人体の酵素の70%は、消化に使われているといわれています。)
そこで一旦、入れるものをストップしてみる。
人間の体は、少々食事をとらなくても体内にためたエネルギーで生命維持ができるような構造になっています。
生まれてから今まで、毎日24時間動き続けてきた内臓を、1日だけでもストップすると驚くほど内臓の疲れがとれます。
いままでどうしても取れなかった疲れやだるさが、すっと消えていく。
そんな感じを味わうことができるのがファスティングの爽快感であり、醍醐味であります。

五感が研ぎ澄まされる

今までにもマインドフルネスのワークショップに参加したことはあったのですが、ファスティングの最中にヨガや瞑想を行ったことはありませんでした。
マインドフルネス瞑想は、心を静め、呼吸だけを意識していくのですが、ついつい明日の予定が頭をよぎったり、夜ご飯のことを考えてしまったりしてしまうものです。
そのたびに呼吸に意識を戻すのですが、今回は心のおしゃべりが起きない、いわゆるゾーンに入った時間を何度も味わうことができました。
マインドフルネス瞑想も心身が整っている状態で行うと、より深く心の声に耳を傾けることができることを実感しました。
また、ファスティングの最中は、頭がスッキリするので、新しいアイデアが浮かぶことも多いのですが、今回も忘れていた大切な目標や夢を思いだしたり、新しい仕事のアイデアも湧いてきました。
疲れやストレスがたまると、ついつい暴飲暴食をしていまいますが、そんな時こそファスティングの出番です。
集中力を高め、クリエイティブに仕事をし、生産性を上げてほしいと思えました。

③睡眠の質が高まる

鎌倉という海と山に囲まれた環境、デジタルデトックスによるネガティブな情報の遮断も要因だと思いますが、深い眠りと寝起きのスッキリ感を味わうことができました。
日々気づかないうちにたまっていく疲労やストレス。それを気づかせてくれるのもリトリートの特徴です。

鎌倉リトリートを終えて

二日間という短い時間でしたが、精神的にも肉体的にも非常に満足できる結果が得られました。

日常生活ではなかなか味わうことのできない体験を、集中してこの時期に行えたことは非常に大きいできごとでした。

最後に一番伝えたいこと

ファスティングのメリットを知り、食べることを我慢するのではなく、あえて食べない日を作るというライフスタイル。
私達の身体は少しの不足には耐えられるように設計され、暴飲暴食などの過剰には適応しにくいと言われています。
生活習慣病の多くは、身体が適応できる範囲を超えて多く食べたり飲んだりすることから起きているのではないでしょうか。
身体にある酵素は消化に7割使われていると言われています。ファスティング中は消化に使っていた酵素を代謝に使うことができます。代謝とは、身体に必要のないものを排出し、必要なものをしっかり吸収することです。
つまり、身体に備わっているデトックスする力が発揮しやすくなるということです。
コロナウイルスの世界的感染の拡大により、スーパーの棚から物がなくなる騒動も起きていますが、ファスティングを経験すると飢餓感が怖くなくなります。
ある意味ドMですが、空腹時にしか起きない身体の変化にワクワクします(笑)
お米と味噌と少しの野菜あれば、数ヶ月、いやずっと暮らせます。
コロナウイルスの影響で、これからの世界がどうなっていくのか分かりません。
しかし、心と身体が元気だったらきっと大丈夫。ファスティングはそんなことも教えてくれました。
今年は2ヶ月に1回のペースでファスティングをやっていきますので、ご興味ある方は、ぜひご一緒しましょう。
『人生が変わるファスティング!』
ぜひチャレンジしてみませんか!?
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