カイロプラクターが語る『理想的な姿勢とは』

姿勢について

学校が再開し1ヶ月がたちました。
登校するだけで、筋肉痛になったとの声も聞こえてきます。
大人が思っている以上に子供達の体力が低下しているようです。
親子で姿勢を整え、疲れにくい体作りをしていきたいですね。
今回は『理想の姿勢』についてブログを書きたいと思います。
記事の後半では「姿勢改善にもっとも効果的なエクササイズ」についても書いてあるので、ぜひ最後までお読みいただけたらと思います。

理想的な姿勢とは

1回目のコラムでは、「なぜ姿勢が悪くなるのか」についてお話しさせていただきました。
『姿勢が悪くなる原因』『理想の姿勢』を知ることで、良い姿勢を取りやすい環境を作ってあげることができます。
また、子供の姿勢をチェックできるようになります。

よい姿勢のメリット

  • 身体がしなやかに動く
  • 疲れにくい
  • 元気に見られる
  • 気持ちが前向きになる
あげたら切りがありませんが、姿勢が良いことのメリットは思っている以上にたくさんあります。
小さい頃から良い姿勢を取ることを習慣づけていきたいですね。

理想的な姿勢のチェックポイント

【正面】
私たちの身体は完全な左右対称ではありませんが、左右対称に近い感じがベストです。

チェック項目

①耳の高さ
②肩の高さ
③わき腹と腕の隙間
④骨盤の高さ
正面からの姿勢に悪影響を及ぼす『足を組む』『床での横座り』『肩肘をつく』などを避けましょう。
【横】
①肩の中心
②耳の穴
肩と耳の2点が一直線上にあるのが理想的です。
姿勢は意識しないと、座る時に一番悪くなりやすいので、上記の2点をチェックしてください。
そして、首の前側へのカーブ、背中のゆるやかな後ろへのカーブ、腰の前側へのカーブというS字を描いているのが理想です。
しかし、ゲームやスマホをしている時はCカーブになっています。
頭が理想的な位置よりも前にあるCカーブの状態では、子供で約4kgある頭の重さの2~3倍の重さが首にかかると言われています。
それでは子供でも首や肩がこります。
腰が丸くなっていれば腰痛も発症しやすくなります。
そして、Cカーブの状態が長く続くと、S字カーブが徐々になくなってしまいます。
S字カーブは赤ちゃんがうつ伏せやお座り、ハイハイをする過程で完成する大切なカーブです。

ハイハイの時にS時カーブが生まれる

カーブがあることで、地面などから伝わる衝撃を和らげ、関節や筋肉、脳や神経などへの負担を減らします。
一度失った背骨のS字カーブを取り戻すことは大変なことですし、理想のカーブには戻りません。
負担のかかる姿勢をできるだけ避け、良い姿勢を取りやすくするためのエクササイズなどを取り入れていきましょう。

姿勢改善にもっとも効果的なエクササイズ

今回は姿勢改善にもっとも効果的なエクササイズをご紹介します。
ぜひお子さんと一緒に毎日取り組んでみてください。

目的と効果

  • 背中を丸めるのが楽に感じてしまう筋肉の癖を取り除きます
  • 後ろに反りにくくなった首の付け根から背中にかけての関節を柔軟に保ちます

エクササイズの方法

①指を後ろで組み、肩をうしろに引きます
※一人できないお子さんには、お母さんがお子さんの肩に手を添え、肩甲骨を寄せてあげてください
※手のひらが上を向くように組んでください
※左右の肩甲骨を合わせる意識で引きます
※肘を伸ばし、組んだ指を遠くに引っぱるようにすると効果的です
②そのままの姿勢で大きく息を吸います
肩を後ろに引いたまま息を細かく吐きながら頭を後ろに倒していきます
※肩甲骨を寄せるだけでも効果がありますので、後ろに倒すと首が痛い時は絶対に無理に倒さないでください
※首を後ろに倒す時は、腰を反らないように気をつけましょう
※直後に肩を前から後ろに大きく回すと、肩こりに効果的です。

理想的な姿勢についてのまとめ

いかがでしょうか??

お子さんの姿勢は将来に大きな影響を及ぼします。

ぜひ親子で取り組んでみてください。

カイロプラクティックTAKUMIでは「姿勢矯正」に特化した施術をおこなっております。

もし「これは大丈夫?」「ゆがみを感じる」などありましたら、ぜひご相談していただけたらと思います。

大倉山姿勢矯正ラボ

 

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